スーパーコンピュータを創った男 シーモア・クレイの生涯

　スーパーコンピュータと聞いて必ず頭の中をよぎるのはCray-1だ（多くの日本人は「京」を思い浮かべるかも知れないが）。

　クレイ・リサーチ社が開発したベクトル型計算機でその美しい外見から、当時は「超高級ソファ」とジョークで称されていたらしい。

(Cray-1 - Wikipediaから引用)

　開発者のシーモア・クレイは「スーパーコンピュータの父」と言われた人物で様々な伝説的かつユニークなエピソードを残している。

　コンピュータの設計以外で、彼は様々なスポーツを楽しみ、自宅にトンネルを掘っていたというエピソードはとてもユニークだ。

　そんな彼の生涯が気になって彼の伝記を数年前に購入した。買った当時は時間がなくて途中までしか読み進められず、そのまま本棚でホコリをかぶっていた。ボチボチ読み進めてみようかと思う。

スーパーコンピュータを創った男―世界最速のマシンに賭けたシーモア・クレイの生涯