瞑想・マインドフルネスについて

　最近、瞑想ブームだ。厳密に言うとマインドフルネスブームと言った方がいいかも知れない。（現代人は情報の大洪水に晒されている傾向にあるので、みんな静かに落ち着きたいのかも知れない。）ICTの業界でもグーグルやアップルなどマインドフルネスを実践する企業があるだとか。

　ということで、いくつか瞑想に関する本をメモしておく。

世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる

 　前半は瞑想についての簡単な説明。後半は物語形式をとった瞑想の紹介という構成をとった本。「瞑想ってなんのこっちゃ？」と思う人が読んでも分かりやすいと思う。（個人的には後半の物語形式をとった瞑想の紹介が分かりやすかった。）

ブッダの瞑想法: ヴィパッサナー瞑想の理論と実践

 　上座仏教の伝統的瞑想法であるヴァパッサナー瞑想（観察瞑想）を紹介した本。約2600年前にお釈迦様（ブッダ）の説いた瞑想方法を知りたい人は読んでみるといいかも。

マインドフルネスストレス低減法

 　マインドフルネスのルーツや方法論を紹介した本。マインドフルネスの種類や実践方法が詳細に説明されている。詳細な科学的な説明が多く、他の著書と比べると敷居が高いかも。（ちなみに著者はマインドフルネスを提唱したジョン・カバットジン先生）

サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

 　Googleで行われているSIY（Search Inside Yourself）と言うマインドフルネスプログラムについて紹介した本。「ICT✖️マインドフルネス」に興味のある人は読んでみるといいかも。