Linuxの革命はフィンランドの大学院生の部屋から始まった
あることがキッカケでこの本の事を思い出した。
久しぶりに本棚から取り出してページをパラパラとめくって見ると、なんだか微笑ましくなる。
学生時代に初めてUNIX/Linuxの環境(シェル、パイプ、sed&awk等)に触れて以来、その環境が大変気に入って、この本を読むに至った。
読んでみて、Linuxやオープンソースの歴史を知り、ますますこのOSとそのシンプルな設計思想が好きになった。
本書はLinuxの開発者リーナス氏がLinuxを開発するに至った経緯や氏の人生観について飾らない語り言葉で書かれている。
開発秘話はもちろんのこと、リーナス氏の個人的な哲学や思想(特に「人生の意味」についての考察が興味深かった)がとても明るくて良い。
Linuxやオープンソフトソフトウェアに関心のある人は読んでみると面白いかも(?)
(「リナックスの革命」と「Linuxの背景にある精神(TED動画)」を見るとさらに勉強になるかも。)
リーナス・トーバルズ: Linuxの背後にある精神 | TED Talk
それがぼくには楽しかったから 全世界を巻き込んだリナックス革命の真実 (小プロ・ブックス)
- 作者: リーナストーバルズ,デビッドダイヤモンド,風見潤,中島洋
- 出版社/メーカー: 小学館プロダクション
- 発売日: 2001/05/10
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- 作者: ペッカヒマネン,リーナストーバルズ,マニュエルカステル,安原和見,山形浩生
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
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