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intelFPGAのQuartus Prime Lite Edition(version 17.1)をUbuntu16.04(on Virtualbox)にインストールする

 IntelFPGAのQuartus Prime Lite Edition(version 17.1)をUbuntuにインストールする

システムの環境

1, 前準備

 Quartus Primeに付随するModelSim-Altera (Starter) Editionを、Linux 64bitプラットフォーム上で動作させるためには、32bit用のライブラリが必要なので以下のコマンドよりインストールしておく。

$ sudo dpkg --add-architecture i386
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install libxft2:i386 libxext6:i386 libncurses5:i386

2, Quartus Primeのダウンロードとインストール

 以下よりQuartus Prime Lite Editionのインストーラをダウンロードしてインストールする。 

https://www.altera.co.jp/products/design-software/fpga-design/quartus-prime/overview.html

2, 環境変数を設定する

 インストールが完了したら、ターミナル上でコマンドが実行できるように環境変数を設定する。以下を$HOME以下にある.bashrcに追記する。(bash以外のシェルを利用している場合はそれに合わせて設定を行う。)

 export PATH="$PATH:/usr/local/intelFPGA_lite/17.1/quartus/bin"
 export PATH="$PATH:/usr/local/intelFPGA_lite/17.1/modelsim_ase/linuxaloem"
 export QSYS_ROOTDIR="/usr/local/intelFPGA_lite/17.1/quartus/sopc_builder/bin"

 環境変数の設定が完了したら以下のコマンドを実行してシステムに設定を反映させる。

$ source $HOME/.bashrc

3, Quartus prime と Modelsimの起動を確認する

 ターミナルにて「quartus」「vsim」と入力する。quartus、modelsimのウィンドウが立ち上がればインストールは無事完了。

4, [追加設定] USB Blasterの設定

 FPGAにUSB経由でデータを書き込めるように設定する。

$ sudo vi /etc/udev/rules.d/99-alterablaster.rules

 viエディタより「99-alterablaster.rules」を開いて以下を追記する。 

SUBSYSTEM=="usb", ATTRS{idVendor}=="09fb", MODE="0666"

 追加が完了したら以下のコマンドを実行する。

$ sudo udevadm control --reload-rules

参考

cellspe.matrix.jp

Quartus PrimeをUbuntu 16.04 LTSでspinorlab2.wordpress.com