Raspberry Pi2 model bのダイナミックオーバークロッキングを試す[@追記 2018/12/28]
ダイナミックオーバークロッキングを試す
Raspberry Piをオーバークロッキングできないものかと調べてみたら、ダイナミックオーバークロッキングができることが分かったので、試してみた。
設定方法
1, raspi-configより設定画面を開く
$ sudo raspi-config
2, コンフィグ画面より「Overclock」を選択
3, Overclock選択画面より「high」を選択
4, Raspberry Piを再起動
実際に速くなったか計測してみる
以下の200の階乗を100000回計算するプログラムで処理時間を計測してみる。
import time def factorial(n): if n == 0: return 1 else: return n * factorial(n-1) if __name__ == "__main__": before_time = time.clock() for i in range(1, 100000): factorial(200) after_time = time.clock() print("time is "+str((after_time - before_time))+" [sec].")
計測結果
モード | 処理時間[sec] |
通常モード(None 900MHz ARM, 250MHz core, 450MHz SDRAM, 0 overvolt) | 47.590187 |
Overclock(High 1000MHz ARM, 500MHz core, 500MHz SDRAM, 2 overvolt) | 53.12097 |
とりあえず、Overclockすると少し速くなることが分かった。
消費電力の方はどのくらい変化があるだろうか???
追記2018/12/28:なんだか分からないけれど、ラズパイが動かなくなった
Overclockして色々と作業してたら、ラズパイが動かなくなった。SSH接続、GUIログインともに不可。。。
仕方ないので、OSを再インストールした。
原因はoverclock?それとも別の何か???