Python入門 タプル
タプル
pythonのタプルを使ってみる。タプルは複数の要素を持つデータ構造でリストとほぼ同じように使用できるが、値を変更することができない(イミュターブルである)。また、リストに比べて実行速度が早い。
タプルの記述例
リストとタプルの違い
リストは[]を用いて定義し、タプルは()を用いて定義する。
>>> list_0 = [1,2,4,8,16] #リスト >>> tup_0 = (1,2,4,8,16) #タプル
タプルの宣言
タプルは()中に要素を記述して定義する。要素の数が一つの場合は最後にカンマを記述する。
>>> tup_0 = (1,2,4,8,16) >>> tup_1 = (32,)
要素の連結
>>> tup_0 = (1,2,4,8,16) >>> tup_0 (1, 2, 4, 8, 16) >>> tup_0 = tup_0 + (32,64) #タプルを連結 >>> tup_0 (1, 2, 4, 8, 16, 32, 64)
要素の削除
>>> tup_0 = (1,2,4,8,16) >>> tup_0 (1, 2, 4, 8, 16) >>> tup_0 = tup_0[0:2:1] #スライスによってタプルを作り直す >>> tup_0
エラーの例
タプルはリストと異なり直接的に要素を変更することはできない。
>>> tup_0 = (1,2,4,8,16) >>> tup_0[0] = 64 # Error