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宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八 (小野雅裕(著))

 いかにして宇宙開発は始まったか。そして、現代の宇宙開発はどこまで進んでいて、宇宙人とのファーストコンタクトはありえそうなのか?

 本書はジュール・ヴェルヌの作品「月世界に行く」から始まって、宇宙開発の扉を開いた名もなき科学者・技術者に焦点を当てている。登場する科学者・技術者はジュール・ヴェンヌの「月世界に行く」あるいはその作品から得られる「何か」に魅せられて宇宙開発に没頭する。本書は歴史的な背景も含めて彼らが奮闘する姿が丹念に描かれており、著書の宇宙に対する純粋な情熱がひしひしと伝わってくる。

 「人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な一歩だ。」と月面を歩いたニール・アームストロング船長は言った。

 「人類にとって次の大きな一歩はいつだろうか?」と考えられずにはいられなくなる一冊。

宇宙に命はあるのか  人類が旅した一千億分の八 (SB新書)

宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八 (SB新書)